韓国・釜山まで父と2人旅に行ってきました。備忘録を兼ねてここに記録しておきます。
1日目
昼ごろ金海(キメ)国際空港着。空港から沙上(ササン)駅までの列車が無人運転でびっくり。正面の窓から近づいてくるのは想像以上の大都市でまたびっくり。
地下鉄に乗り換え南浦(ナンポ)駅で降り、ホテルにチェックイン。CNBLUEジョンヨンファ先輩おすすめの釜山名物、ミル麺を食すべく近くのお店にイン。小麦粉ベースの麺はコシがあり美味い。お茶かな?と思ったやかんの中身は温かい出汁のスープで冷たい麺の合間に飲むと染みる。

腹ごしらえが済んだところで国際市場周辺を散策。無限に続くかのように服屋や雑貨屋が並んでおり圧巻。そのまま龍頭山(ヨンドゥサン)方面に歩き、上りだけあって下りは存在しないのが若干不安な巨大エスカレーターに乗って公園内の釜山タワーへ。タワーからは釜山の海岸沿いの街が一望できる。海〜町〜山の近さは神戸を思わせるけど、その密度がより高い感じ。

ゆったりした下り坂を歩いて公園から抜け、タクシーで甘川文化村(カムチョンムナマウル)へ。急斜面にずらりとならぶカラフルな家屋とアートが有名な観光地なのだが、もともとは朝鮮戦争時代に山岸に避難してきた人々の集落だそう。現在も住民の方が生活しておられるのだが、信じられないくらい急な斜面や階段をすいすいと登っておられ、その足腰の強靭さに驚く。

バスに乗って戻ろうと待っていたころ、バス停にいたおばちゃんが我々の会話を聞いて「南浦洞はならこっちじゃなくてあっち側!」と教えてくれる。釜山の人は親切である。
国際市場周辺の屋台を眺め、韓国式おでんとビールをつまんだ後、事前に教えてもらっていたチュクミ(イイダコ)の店へ。チュクミはクセがなく、こんがり焼けていて美味い。ポッサム(茹で豚)とロクビン(すり身の揚げ物)も頼んだがかなりの量が出てきたのでお腹が苦しい。韓国はとにかく出てくる食べ物の量が多く、2人でもかなり苦しかったのでひとり飯はかなりハードルが高いだろう。食を満喫したところで宿に戻り1日目は終了。

2日目
韓国での朝食はいつもイサックトーストを食べるのだが、宿の近くにはなかったので卵サンドイッチのチェーン店エッグドロップへ。ふわふわの卵焼きと甘めのソースが美味い。その後は朝の海産市場を見学するためチャガルチ市場へ。センター内を所狭しと水槽が並んでおり、魚、カニ、貝からユムシまで海の生き物大集合。衝撃的な光景だったがこれだけの魚介類が日々消費されていることにも驚き。海の町ってこういうことなんだな。

影島(ヨンド)方面へバスで移動。橋でつながっており島だという感じはあまりせず、海岸の街がそのまま続いている感じ。バス停から徒歩でオーシャンフライングパークまでたどり着いたものの、残念ながらジップライン(ワイヤーで海の上を滑空するやつ)は強風のため営業しておらず。コーヒーを買ってしばし海を眺める。ここの海は砂浜ではなく丸っこい石の海岸になっており独特の雰囲気を楽しめた。

それからバスを乗り継ぎ影島内のフィンヨウル文化村へ。こちらも朝鮮戦争時代の避難民が暮らした場所の一つで、急斜面の海岸沿いにカフェや雑貨店がずらっと並んでいる。高所から眺める釜山の海には入港待ちの船がずらりと並んでおり圧巻。いい感じの猫グッズ屋さん(@soso_huinnyeoul)でお土産を購入。カフェはデザート系が主だったので昼食は近くのチキン屋さんへ。ヤンニョムチキンは山盛り出てきて二人でも食べきれないほど。

腹ごしらえが済んだらタクシーで南港大橋を渡り、松島海上ケーブルカー(ケーブルカーという名前だが日本語でいうロープウェイ)に乗るため松島へ。どちらかというとベイステーションからスカイパークへ乗るのが一般的らしいが、タクシーがスカイパークまで連れてきてくれたので逆向きに乗車。天気さえ良ければどっち方向でも(もちろん往復でも)楽しめると思う。

南浦洞に戻り、カフェで休憩したのち夜は西面(ソミョン)に繰り出す。こちらはより若者の街といった雰囲気。飲食店も数えきれないほど密集していましたが、チキンを食べ過ぎたダメージもあり夕飯はカルグクスに。繁華街をぶらぶらしつつ田浦(チョンポ)方面まで歩き、知人に教えてもらっていた Music Bar Delight へ。音響も選曲もすばらしく、内装など含め細部へのこだわりが感じられる空間だった。レコードの販売もあったのでお土産に80年代の韓国シティポップ(?)のレコードを購入し、ホテルへ戻って2日目は終了。

3日目
この日はホテル近くのカフェで朝食を済ませた後、海東龍宮寺(へドンヨングンサ)まで北上し、そこから徐々に南下していく計画に。まずは南浦から電車とバスを乗り継ぎ龍宮寺へ。最近オープンしたロッテワールド釜山を横目に、龍宮寺まで歩く。韓国のお寺は日本の寺に少し似ているものの、色彩感や像の造形が明らかに違っておりパラレルワールド感があった。

寺を後にし、海沿いに南下し海雲台(ヘウンデ)ブルーラインパークへ。人気のスカイカプセル(1名〜4名乗りのゴンドラのようなもの)は予約できなかったため断念したが、海岸列車は当日券を購入できた。電車の出発まで1時間ほどあったので海沿いの古そうな食堂で新鮮なカルチ(太刀魚)のチゲをいただく。松亭(ソンジョン)駅から海岸列車に乗車。電車から眺める海はまた違った良さがある。下車して展望デッキからの景色を楽しみ、線路沿いの遊歩道を歩いて青沙浦(チョンサポ)駅へ。海岸沿いの街や港を散策してから、タクシーで海雲台へ。

海雲台では100階建ての超高層ビル BUSAN X the SKY からの景色を楽しんだあと、海水浴場でのんびり。この日も気候がよく、既に泳いでいる人もいた(さすがに寒いと思うけど)。

その後は電車に乗り、慶星大・釜慶大駅近くのライブハウスOvantgardeへ。前日に Say Sue Me のライブも同じ会場であったのだが、地元を代表するバンドの凱旋公演ということでそちらはソールドアウト。シューゲイズバンド Leaveourtearsのライブを見ることにしたのであった。受付では日本から来たこと、予約していないことを伝えると英語で丁寧に対応してもらえた。驚いたのは客層が9割以上女性なこと。Leaveourtearsは韓国では意外と珍しい(らしい)硬派なシューゲイズバンドで、2010年代の関西のシューゲイズ・シーンの雰囲気を思い出して懐かしい気持ちになったりもした。

ライブを見終えた後はバス広安里(クァンアンリ)に向かい、CNBLUEジョンヨンファ先輩おすすめ(2度目)、オニャンプルコギの店へ。行こうと思っていた店はオーダー終了していたが、近くの別の店に入ることができた。炭火で焼いた肉はシンプルな美味さ。キムチチゲとテンジャンチゲも美味しかった。

その後は海岸沿いの通りを練り歩く。広安大橋がライトアップされており、夜景が美しい。無数にあるバーはどこも釜山の夜を楽しむ若者で溢れていた。電車でホテルまで戻り、3日目も終了。

4日目
ホテルをチェックアウトし、チェーン店っぽいコーヒー屋さんで朝食。南浦洞の地下街を散策し、中古CD・LPショップを物色。韓国でCD屋を見つけるのはなかなか難しい。店員のおっちゃんが気さくに話しかけてくれて、ここでもレコードを買いそうになったがそこそこいい値段だったので諦める。ロッテ百貨店・ロッテマートに移動し、お土産のお菓子を購入。旅行先のスーパーを眺めるのは楽しい。空港に戻る道中、西面のCD・LPショップ POWER STATION に立ち寄る。大きめのCDショップだったが、時間があまりなく目ぼしいものは発見できなかった。地下鉄と無人列車を乗り継ぎ金海国際空港へ。

空港では手荷物検査のときにレコードを忘れてきてしまい終わったと思ったが、空港と旅行会社のスタッフに相談すると無事見つけてもらえた。日本でも戻ってくるとは限らない忘れ物が海外で帰ってくるととても嬉しい。韓国ではレコードと言うよりLPと言ったほうが伝わるという学び。空港内の韓国食の店はなぜか営業終了していたが、和食屋さんのビビン麺(?)を食べて韓国旅行を締めくくることに成功。
【雑感】
・釜山は韓国第二の都市といってもやっぱりソウル一極集中だしそこまでじゃないよね?と少し疑っていたが、実際行ってみると想像以上の大都市だった。
・ソウルも坂道が多いなと思っていたが釜山は海〜街〜山の距離がさらに近く、アップダウンが激しい。おじちゃんおばちゃん達もスイスイと坂道を登っていたが釜山の人はみな足腰が強靭なのだろうか。
・韓国ではタクシーやバスの運転手が運転中にお菓子食べてたり飲食店では店内で普通にスタッフが休憩してたりとゆるい雰囲気があるが、サービスが悪いわけではなくむしろ親切で好印象だった。労働というもの捉え方の違いなのだろうか。
・今回行ったのがほとんど海岸沿いというのもあるが、観光地の大部分が「海」と「高所」押しで、それでも十分に楽しめるのがすごかった。海と高所は最高。
スペシャルサンクス:CNBLUE ジョン・ヨンファ先輩
